おうちで簡単 燻製づくり!
燻製とは、食材を煙でいぶすことで、食材の保存性を高めるとともに、特有の風味が付き美味しくなります。また、燻製は燻す時間と温度の違いで、冷燻法(れいくんほう)・温燻法(おんくんほう)・熱燻法(ねつくんほう)の大きく3つに分けられ、今回は熱燻法をご紹介。長期間保存には向きませんが、香りや色ツヤは抜群で、おうちでスピーディーにできる方法です。
今回は新茶が美味しいこの季節にちなんで、茶殻でできる簡単燻製をご紹介します。さあ、レッツおうちで燻製♪
用意するもの
ステンレス鍋(アルミやフッ素樹脂加工の鍋を使うと、鍋を傷めることがあるので注意)、アルミホイル、焼き網、よく乾燥させた茶殻(20g)、ザラメまたは上白糖(大さじ2)
作り方
①アルミホイルを鍋底に敷く(空気が入らないようぴったりくっつくよう押し
当てる)。
②鍋の底に茶殻と砂糖を敷き詰める。
③焼き網を鍋にセットし、野菜や火を通したソーセージ、卵などをのせ、アルミホイルで覆った蓋を被せる。
④強火にかけ、煙が出たら弱火で1分、火を止めて2分ほどそのまま置く。長く燻製すると煙の匂いが移り過ぎてしまうので、燻す時間は短くする。
いろいろな材料を燻製をしてみよう
●豆腐
全体にまんべんなく塩をまぶし、キッチンペーパーなどに包み、重石をのせる。冷蔵庫で一晩水を抜いたら、表面の水分を拭き取り、2時間ほど風乾させて燻す。
●ジャガイモ
しっかりと茹でてから、好みの味を付けて燻製する。パセリとコンソメがぴったり!
●卵
ゆで卵4個に対し、おろしにんにく・ショウガ適量と、しょう油・めんつゆ・酒を25㏄ずつ入れたタレに一晩漬け込み、味付け卵を作る。表面の水分を拭き取って2時間ほど風乾させてから燻製する。
●ナス
輪切りにして好みの味を付けてから一日風乾させたものを燻製する。だしじょう油と鰹節で和風の燻製にしてみては?!
●プチトマト
生のままサッと燻す。オリーブオイルと塩をかければイタリアンに。
●タケノコ
アクを取って煮たものを味付けし、風乾してから燻製する。
●タマネギ
輪切りにして好みの味を付け、一日風乾させてからサッと燻す。
燻製のときに、美味しいひと手間♪ 「手作りソーセージ」
材料(約5本分)
タマネギ(20g)、ローズマリーなどのハーブ(2g)、セージの葉(2枚)、豚ひき肉(170g)、塩コショウ(少々)、片栗粉(10g)、コンソメスープ(10㏄)
作り方
①タマネギとローズマリー、セージの葉を細かくみじん切りにする。豚ひき肉と塩コショウ、片栗粉、コンソメスープを加えて粘りが出るまでこねる。
②まな板長さくらいにラップ3枚を重ねて敷き、スプーン2杯分の①を真ん中に落とし、ラップを2つ折りにする。①をラップの中で細長く伸ばし、棒状にする。
③片方を中身が出ないように縛る。もう片方の端をぐるぐるねじってラップが張ったら縛る。
④蒸し器で15分間ほど蒸す。火が通ったら蒸し器から出し、ラップをはずしたら完成!